新豊洲にオープンしたチームラボの最新施設『チームラボプラネッツ TOKYO DMM.com(以下「チームラボプラネッツ」)』、子どもたちにもぜひ体験してもらいたい、かなりおすすめの超巨大アートスポットです!
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目次
広大な宇宙空間、もしくは電脳空間に放り込まれる
今回紹介する展示からが大きな仕掛けがされた内容になります。
ひとつめの世界は、北野武さんが出ていたDMMのCMでもおなじみ、チームラボの代表作として世界的に知られている光の彫刻「Crystal Universe (クリスタルユニバース)」の最新版「The Infinite Crystal Universe 」。
天井から無数の光源が格子状に配置されたケーブルが垂れ下がっている大部屋になっており、 天井から壁、床まですべて全面ガラス張り となっています。
部屋全体を満たす全方位の光源が連動して明滅するので、光と点の世界が無限に続く宇宙空間にいるかのよな浮遊感覚を味わえます。
この作品を積極的に楽しむポイントとしては、
全体を見渡していると、突然自分がすごいスピードでワープしたり、立体的な光の爆発(?)に巻き込まれたりと、とにかく没入感が圧倒的で素晴らしいです!
ちなみに、スマホから専用のページ(入場時に渡されたパスケースに記載されたQRコードをスマホで読み込めばOK)を使うと、この宇宙に「彗星」「銀河」といったさまざまな光の星々(エレメント)を自分から放り込んで創り出すことができるようです。
ぜひスマホを持参して入場してくださいね。
水面にさまざまな色が広がっていく、幻想的な湖
ふたつめの世界は、部屋全体に満たされた水の中に入り、湖面の変化を楽しむ作品「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング – Infinity」。
乳白色の水面に鯉と花が(プロジェクターで)投影されており、観客はこの幻想的な湖(池?)をパシャパシャと散策していきます。
こちらも四方が全面ガラス張りなので、無限に広がっている湖に入り込んだかのような没入感が楽しめます。
湖面に浮かび上がる鯉や花々は、中にいる人々の動きに影響され、リアルタイムで描画が生成されているとのこと。
「鯉」は触れると「花」に、「花」に触れると「花びら」として散っていき、ある程度時間が経つと……「鯉たちが泳いだ軌跡がカラフルに浮かび上がって」くるようになります。
ちなみにウチの娘は、水遊びが楽しくなってしまい腰までつかりかけていましたが、これはNG(スタッフさんが優しく注意してくれます)です。
湖面全体の変化をひととおり楽しむには10分ほどかかりますから、子ども連れの方は「お魚を花にしちゃおう!」みたいな目的を教えてあげるとよいかもしれません。
それと、このエリアには隠しエリアがあります(別の作品「冷たい生命」が展示されている)!!
見つけられずにいったん「出口から出てしまうと再入場できない」ので、上着を濡らさないよう気をつけながら、あちこち探してみるといいですよ。
埋め尽くされた球体の中をかきわけ、ミクロな世界に入り込む
3つめの世界は、チームラボの最新作「変容する空間、広がる立体的存在 – 自由浮遊、3色と新しい9色」となります。
「チームラボプラネッツ」の場が初披露 となるので、気になる方も多いのではないでしょうか。
入り口からいきなり”直径1mはある巨大な光のボール(バルーンかな?)”で空間全体が埋め尽くされており、「あれ? ココを進んでいいのかな?」とあせってしまいます。
それでも密集した球体を押しのけながら身体をもぐり込ませていくと……ボール自体は軽く、するすると中に入っていける。
しかもこちらも全面ガラス張りで、自分がミクロの世界に入り込んだかのような不思議な体験。
日本各地にあるチームラボ常設展の『チームラボ★学ぶ! 未来の遊園地』にある展示「光のボールでオーケストラ(フロアにあるボールを転がすとまわりのボールの色や音も変化していく)」を、三次元化したパワーアップ版な印象です。
なお公式サイトのPVで確認したところ、このボールを叩くと音が鳴るとともに色が変わり、隣り合ったボールも次々と影響を受け「音や色が空間全体に広がっていく」仕掛けがあるようです。
作品のタイトルにもあるように、光の三原色が重なりあい計12色の柔らかな光が常に部屋全体を照らしています。
面白いのは、人々が集まっている部屋の中央エリアでは周囲のボールが浮き上がってきて、「(ボールが敷き詰められた静的な場に、動的なエネルギーを振りまく人間が入り込むことで)活動できる空間が生まれてくる」ように感じたこと。
マクロな世界の「The Infinite Crystal Universe 」とは対をなす、ミクロな世界に入り込んだような没入体験となりました。
平衡感覚があやふやになる、幻想的な宇宙をたゆたう
豊洲、チームラボプラネッツ動画第2弾。
ゴロンと寝っ転がって見るアート。
床は動いてないはずなのに、降り注ぐ花たちを見ているうちに世界がぐるぐる回っている感覚になり、いつまででも居られる空間でした。この没入感、たまらない。 pic.twitter.com/S7GoOAqL5f
— あやちん✈︎旅育&副業ブロガー (@mile_tabiiku) 2018年7月8日
最後の世界は、真っ暗な宇宙空間に花々が咲きわたる「Floating in the Falling Universe of Flowers」。
ドーム空間にCGでリアルタイム生成される花々が投影されているのですが、 床まで鏡張りなので空間が巨大なカレイドスコープ(万華鏡) となっています。
細かい説明は必要ないのですが、展示内容のなかで唯一「しゃがんでも、寝そべってもいい」エリアです。
座り込んでしばらくすると、床面の感覚があやふやになって幻想的な浮遊感が楽しめますよ。
自分の五感を通じて作品に入り込める「チームラボプラネッツ」
以上、写真とテキストで「チームラボプラネッツ」を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
正直に言うと、この圧倒的な没入感は、直接行って体感しないと伝わらないレベルの規模です!
またすべての作品が観客の動きに応じて毎回異なる映像を見せてくれるので、一度だけでなく何度も訪れたくなる魅力もあります。
国内では2020年までの期間限定開催となる「チームラボプラネッツTOKYO」ですが、来年にはアメリカ・ニューヨークでも同じ内容の展示会が開かれるとのこと。
どちらにしても、今この規模感で没入できる巨大デジタルアートは世界中を見てもここだけ。
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
▼「チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com」概要
会期 | 2018年7月7日〜2020年秋 |
時間 | 平日 10:00ー25:00 |
土日祝 9:00ー25:00 ※最終入場は24:00 | |
住所 | 東京都江東区豊洲6-1-16 teamLab Planets TOKYO |
アクセス | ゆりかもめ東京臨海新交通りんかい線「新豊洲」駅より徒歩1分 |
東京メトロ有楽町線「豊洲」駅より徒歩10分 |
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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改めまして、11歳、6歳の兄妹を育児中のあやちんです。
私は編集者として約20年間出版社に勤務してきました。
刺激的な毎日でしたが、朝から晩まで仕事、週末も取材活動などで仕事、家にいても会社からのメールや着信で仕事……とにかく仕事に縛られてきました。
でもそれは、夫と子ども達を守るためだから仕方がないのだと諦めていました。
生きていくため、そして子どもに満足な教育環境を与えるためにはお金が必要です。
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