飛行機 子供料金はいつから?いくら?【電車やバスとは全く違う、国内線フライト運賃まとめ】

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今さら聞けない、飛行機の子供運賃の基礎知識

息子が生後8カ月で子連れ海外旅行デビューした、あやちん(@mile_tabiiku)です。

当時息子用に購入した航空券は無料だったのですが、実際に何歳まで無料で飛行機に乗れるか、皆さんはご存知ですか?

長期休みには帰省や旅行で飛行機を利用する方も多いと思く、疑問に思う方も多いことと思います。

そこで今回は、

飛行機って何歳まで無料で乗れるの?

一般的な航空会社とLCCで違いはある?

子供運賃はいくらぐらい?

などなど、子連れ旅行する際に切っても切り離せない「子どもの航空券代」についての基礎知識をご紹介します。

 

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搭乗可能な年齢と国内線の幼児運賃システム

まず最初に、飛行機に乗れる年齢について確認しておきましょう。

大手、LCC問わず、一般的な航空会社の場合、

ご搭乗日の年齢が生後8日から

と規定しています。

 

そして、生後8日以降は以下のように区分けされています。

▼一般的な航空会社の場合
幼児生後8日から2歳まで
小児満3歳から11歳まで
大人満12歳以上

 

▼LCCの場合
幼児生後8日から1歳まで(※)
小児満2歳から11歳まで
大人満12歳以上

※春秋航空の幼児区分は生後15日~1歳まで

 

子どもの年齢には注意が必要です

一般的な航空会社とLCCでは幼児、小児の区分が異なります。

また、飛行機の場合は、バスや電車といった公共交通機関とは異なり、「何年生から」という区分けをしていません。
誕生日を基準に満年齢で決まります。

例えば、小学6年生のお子さんがいた場合、搭乗日当日に12歳の誕生日を迎えている場合は大人料金、誕生日前の場合は小児料金となりますので、頭に入れておきましょう。

 

では、国内線の場合、無料で搭乗できるのは、何歳までなのでしょうか?

 

あやちん
一般的な航空会社の国内線を利用する場合は、幼児に区分される2歳まで、LCCを利用する場合は1歳までが無料で搭乗できる期間になります。

 

しかし、条件がありますので、確認しておきましょう。

 

2歳(LCC:1歳)までの幼児が国内線フライトを無料で利用できる条件

大人1名につき、幼児1名を膝の上に座らせる

 

基本的に、大人1名で同伴できる幼児は2名までと決まっています。

この場合、 1名は大人の膝の上に座らせることで無料ですが、もう1名分は航空券を追加購入し、座席を確保しなければなりません。 

 

より理解しやすく図解しました。

 

 

 

子ども用に追加購入する航空券の運賃も一般的な航空会社とLCCとで異なり、ANAやJALなどのレガシーキャリアでは小児運賃などの満3歳から12歳未満の子ども向け運賃が適用されます。

しかし、LCCの場合は、小児料金は設定されていないため、2歳から大人料金を支払う必要があります。

 さらに、一部のLCC(バニラエアと春秋航空)では、座席を利用せずに抱っこで搭乗する際も、片道1,500円の乳幼児運賃がかかります。 

 

航空会社によって多少の違いはあるものの、ANA、JAL等の国内線利用の場合は3歳まで(2歳でいられるうち)は幼児扱いとなり、航空券代は無料になると覚えておけば問題ありません。

 

では続いて、小児料金はどのようなシステムで計算されるのかを見ていきます。

 

国内線フライトの小児運賃システム

LCCでは小児運賃の設定はないので、ここからは一般的な航空会社の話になります。

各航空会社の小児運賃はこちらです。

 

\小児運賃の基本的な考え方/

小児運賃額=大人片道運賃の約50%相当額

 

しかしこれは、通常片道運賃(定価)からの50%相当となります。

仮に、大人がJALの先得やANAの旅割で予約したとしても、小児運賃はあくまで通常片道運賃(定価)からの50%相当なので、小児運賃だからといって「めちゃめちゃ安くなる!」という感覚にはならないでしょう。

 予約時は通常の小児運賃と割引運賃を自動で比較し、より安い方の運賃で予約が確定するシステムとなっています。 

 

 

マイルで特典航空券を予約する場合、子供分の必要マイル数は?

では最後に、マイルを使って特典航空券を利用する場合の必要マイル数についてお話しましょう。

有償の航空券の場合は、幼児、小児には大人と比べて割安になるような設計となっていました。

しかし、マイルに限って言えば、この考え方は一切通用しません。

 

つまり、幼児・小児が特典航空券を利用する場合、大人と同じマイル数が必要となります。

 

また、特典交換に必要なマイル数に達していない場合は不足分を現金や電子マネーなどで補うことはできません。

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まとめ

以上、国内線フライトを利用した場合の子供運賃と必要マイル数についてまとめてみました。

個人的には幼児がいる間は大手航空会社を利用したほうがいいと思っています。

その理由はやっぱり子連れに優しいサービスが充実しているから。

その一部がこちらです。

 

  • キッズアメニティ(おもちゃやトランプ、ぬりえなど)がある
  • 事前にリクエストしておけば、紙おむつを用意しておいてくれる
  • 離乳食やキッズミールをリクエストできる
  • 絵本の貸し出しがある
  • バシネット(ベビー向け簡易ベッド)がある

 

どれも、とっても助かりますよね。

 

料金とサービスのバランスを考え、より快適なフライトになるようお役に立てれば幸いです。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

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改めまして、11歳、6歳の兄妹を育児中のあやちんです。

私は編集者として約20年間出版社に勤務してきました。

 

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