旅行作家が選ぶ、本当にオススメできるガイドブックレーベルはコレだ！

旅行へ行くことが決まったら、どこに泊まるか、現地で何をして過ごすのか、美味しいレストランは？どんなお土産が買えるの？などを知るためにガイドブックを購入する方も多いと思います。ただ、書店に行くと様々なレーベルのガイドブックが棚に並んでいて「一体どれがいいんだろう？」と悩んだ経験はありませんか？その疑問、今日、ズバっと解決します。

旅のプロは「地●の歩き方」を薦めない

旅行ガイドブックと言えば真っ先に「地●の歩き方」シリーズを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか？
私自身も書店で手に取った経験が何度もあります。

特に問題もなかったですし、何より知名度も抜群で安心感がありました。
ところがある日、おすすめのガイドブックについて話をしていた際、知り合いの旅行作家の方にこんなことを言われました。

「まさか『地●の歩き方』とか買ってないよね？」

ドキッ……もちろん買ったことありますよ！　何かいけないことがあるんですか？

「ううん！　決してそんなことはないんだけど、他にもっと内容が濃くて、作り方も丁寧で、情報も早くてスタッフがしっかりしてる、という意味でお薦めできるレーベルがあるのよ」

なるほど……それは知りたいのでぜひ教えてください。でも、どうしてガイドブック業界内でお薦めできるものとそうでないものがあるんですかね？　同じ地域を紹介する本を作ってるはずなのに、不思議です。

「私がお薦めできるとしているのは、情報の鮮度と信頼性。あとは制作スタッフの質から見て総合的に判断した結果なの。最終的には読者の皆さんが見やすい、使いやすいと思ったものを手に取ればいいと思う。ただ、中には、プロのライターではなく現地の留学生にアルバイトで原稿を書かせてたり、掲載している情報の裏を取ってなかったり、問い合わせ先をきちんと確認してない、なんていうものに出会っちゃうこともあんだよね」

確かに、私も読んでて校正したくなる本ってあります（笑）。せっかくお金をかけて買う本だからこそ、良質なものを選び、安心して旅の準備を進めたいですよね。

1 旅行作家のイチオシは「ブルーガイドわがまま歩き」！
2 「ブルーガイドわがまま歩き」はある方法で無料で閲覧できる
3 まとめ

旅行作家のイチオシは「ブルーガイドわがまま歩き」！

では、旅行作家が総合的に判断して選んだのは、どのレーベルでしょうか？
さっそくその答えを聞いてみました。

「私がお薦めしているのは、『ブルーガイドわがまま歩き』シリーズよ。」

「ブルーガイドわがまま歩き」……書店で見かけたことはあるけど、ちゃんと手に取ったことないかもしれません。

というのは当時の話で、今ではガイドブックを選ぶ際はまっ先に「ブルーガイドわがまま歩き」シリーズを見るようにしています。

Amazonで「ブルーガイドわがまま歩き」シリーズを見てみる

この「ブルーガイドわがまま歩き」シリーズは【科学する料理研究家／料理・科学ライター】の平松サリーさんもお気に入りの様子。

なんであれだけ本があって、トラベルデイズとブルーガイドわがまま歩きがないんや…さすがに地球の歩き方はあったけど。
— 平松サリー＠1/31科学×料理な新刊 (@sarisally1) 2017年6月23日

私にこのシリーズを教えてくれた作家さんもそうですが、本に携わる人間にファンが多いという印象です。
その一方で、情報量が多いが現地でのプランは立てにくいという意見も見られました。

「ブルーガイドわがまま歩き」を作ってるのはどの会社？

「ブルーガイドわがまま歩き」シリーズを刊行しているのは、株式会社実業之日本社。1897（明治30）年6月に創業された老舗出版社です。
実用性が高く評価されている「経済・経営書」、常に生活に密着した多くの分野で暮らしに役立つ「一般書」、人気作家の力作・話題作を集めた単行本から読みやすい新書判まで強力布陣の「文芸書」、“マンサンコミックス”“MB COMICS”でおなじみの「コミックス」、“ブルーガイドてくてく歩き”“ブルーガイドわがまま歩き”をはじめとするガイドブックの決定版「ブルーガイド10大シリーズ」、大人になるまで心にのこる「児童書」、進路指導用テキストや“仕事-発見シリーズ”などの「教育図書」ほか、幅広い分野での出版活動を行っています。（公式サイト会社概要より）